綿製シャツの着衣着火によるやけど治療例


~右腕部~


●治療経過のコメント●
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初診日 綿のTシャツに火がつき受傷。翌日当院を受診。当日の写真では一見それ程深いやけどのようには見えないかもしれないが、やけどの深さは受傷後2,3日から10日ぐらいにかけてはっきりと出てくるものです。
治療2日後
治療10日後
2週間後2週間後でⅢ度熱傷ということが極めてはっきりしました
この後患者さんの都合でどうしても大阪に帰らなければならなくなった。その際私が「乾く(上皮化)まではどうしてもうちでやりたかった。他の病院に行っても移植手術は避けてください、手術をすると患部ばかりでなく、採取したところも瘢痕になります。」と申し上げた。
他院での治療は、デェブリドマン(壊死組織を除去)で、痛い思いをしたりしたがなかなか治らず(上皮化せず)、再三にわたり手術をすすめられた。その度に私の言った事を思い出し、手術をしないでいた。
3ヶ月後再来院再来院時。受傷部はいまだに乾いていなかった。この間3ヶ月が経過していた。当院での治療を再開、薬をお持ち帰りになり、4週間経過したところで再度大阪から来院してくださった。
再治療4週間後4週間後の写真だが、患者さんのお話では患部は約3週間で乾いたとのこと。手術をしないでいただいて本当に良かった。今後は肥厚性瘢痕をいかに目立たなくするかという治療をおこなう。
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※患者さんの体質や当院に来る前までの医療機関、
家などでの処置にもよりますが家族みんなで協力して治していくことが大切です。



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